アラフォー世代の負けモデルケース

城下個人的

アラフォー世代 負けモデルケースってこんな感じ ​

学歴社会とさんざん言われたものの、就職超氷河期世代の浮沈を決定的に分けたのは学生時代のライフスタイル

私自身が就職超氷河期世代のアラフォーです。

コチラにもざっくりと来歴を書かせていただきましたが大学卒業後フリーター生活を経て、やっと就職を果たしたもののリーマンショックの直撃を受けます。

不運といえばその通りで、前回の記事のように私達世代は被害者とも言えますが、

私としてはむしろ人生選択ミスと思っています。

順調な人生序盤 青春を謳歌

私は就職超氷河期とはいえ、国立大学に現役合格しており、留年せず4年で卒業したので普通に高学歴といっていいかと思います(最後まで読めばわかりますがまったく自慢ではありません)。

その大学は世間一般的にはエリートのイメージが強いのですが、若者の間ではむしろダサさの極みといったイメージが定着しており、当時の私はそのイメージに抗い、その大学の学生らしからぬオシャレを目指したのでした。

実際のところ、いかにダサいその大学とはいえ私のような考えの学生は多く、大学の中ではそのような学生同士でつるむようになります。そのようにして、学生はイケてるやつらとダサいやつらで大きくグループ分けがされます。

イケてるやつらはあまり授業に出ず、ショップに並んで服を買い、クラブ(DJがいる方)やライブに行くので音楽にも造詣が深く、出費が嵩むのでバイト必須です。

ダサいやつらは授業によく出て、アニメやPC、ゲームオタク率が高く、あまりバイトはしません。

高校卒業・大学入学時点ですでに学力を基準にいわゆる高学歴と高卒程度に分かれているので、これにイケてるか、ダサいかで分けると大きく4つのゾーンになります。

  • イケてる高学歴
  • ダサい高学歴
  • イケてる高卒
  • ダサい高卒
  •  
    通常はイケてる高学歴が世の中的な価値が高いのものです。

    当時の私はそのゾーンに属し、学生生活のほとんどをファッションと音楽とバイトに費やしモロにその路線を突っ走ったのでした。

    冒頭の画像は20歳のときの私です。

    まぁ、今見るとおしゃれなんだかどうだかわかりませんが…。

    服に使ったお金は学生のときが一番多く、モードに裏原宿系、古着&レプリカからアウトドアとジャンルは変遷しましたが、毎週のようにお気に入りの店をツアーして回りました。

    また、バンドでギターを弾いており、多い時は週6くらいでスタジオに入っていました。曲のアレンジを考えるためギターを抱えながらシーケンサーと向かい合って何度夜を明かしたことでしょうか。

    そうなると、これらを趣味で終わらせるのではなく仕事にしたいと思うのも自然な流れです。

    就職か、それとも夢にコミットか

    そんな青春を謳歌する私でしたが、大学3年生の秋になると周囲が就職活動で慌ただしくなります。

    当時の私にとってこざっぱりと髪型を整え青山のスーツを着て、全く本心ではない志望動機を語るのは虫唾が走るほどのダサさであり、なりたい自分にコミットしない逃げでした。

    あの頃の就職活動って能力や個性を求められるというより、社会人として会社にコミットし続けるという証を示す「踏み絵」のようなものでした。

    当時はテレビとかに出るような学生が憧れるビジネスマンはいませんでした。

    ライブドアのM&A等でIT系社長がクローズアップされたのは私の後の世代です。

     
    それで本当に就職をしなかった私のような人がアラフォーの典型的な負けモデルです。

    これが「負けモデルケース」

    そのまま卒業してフリーターとなり、数年で間違いに気付き社会へのリカバリーを画策しますが、ときすでに遅しで一流企業への就職は閉ざされており、二流以下の中途採用枠に応募することになります。二流以下とはいえ、就職超氷河期ですから採用は厳しく、職歴記載のない履歴書で落ちたり、面接玉砕が相次ぎます。

    やっとの思いで就職が叶っても、採用されるのはほとんどブラック企業です。

    しかも、元イケてる高学歴特有のパーソナリティーが職場の人間関係の構築を阻害します。

    高い学歴が周囲と壁を作り、
    高いファッション性が周囲から浮き立たせ、
    鋭い感性が周囲を傷付け、
    高い論理性がブラック企業の論理と対立し、
    高いプライドが従順な業務遂行を阻害します。

    それで、退職、再就職を繰り返したり、
    非正規労働者のポジションで落ち着いてしまったり、
    ニートになったり。

     
    そして今に至る訳ですが、

    大学でダサかったやつら、イケてても現実的だったやつらは公務員上級職、金融機関、もしくは大学の研究者としてキャリアを築き、

    高卒ながらも大企業の工場に就職した中学の同級生が平均以上の年収を得ている状況の中、

    元イケてる高学歴のアラフォーは恥ずかしくて情けなくて死ぬレベル↓

    同窓会なんて出る訳もありません…。

     
    高学歴で本来は能力のあった人がくすぶっている、というか腐ってるケースが多いのがアラフォーの特徴の一つです。

    ま、私は冒頭のようにリーマンショックの直撃を受けながらも、今はこうして割と自由に特にストレスなく仕事している状況があるのは望外の幸運と思います。

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    shiro-shita

    仙台在住の”不動産コンサルタント” 就職超氷河期世代かつリーマンショックの直撃を受けたりと時代に翻弄され不動産会社を転々。苦く、しょっぱい経験に裏打ちされた不動産スキルはある意味ではリアルそのもの。

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