城下個人的

弊社の第6期が終了しました

最近のJoeConsultantはどんな感じ?

2024年9月末で弊社の第6期が終了しました。

6期は売上面では弊社にしては良かったですし、弊社独自の取り組みとして個別の仲介物件、中には売買価格百万円ってものにも深堀りした記事を作成し、それが功を奏したという程ではありませんが、例年以上に売買仲介に取り組ませていただきました。

そう言うとまさに良いことづく目の充実した一年だったと思うでしょうが、

実は個人的な印象は暗黒です。

6期のダークサイド

5期の最終月に売上を刈り取ってしまったので、6期のスタートは何の見込みもありませんでした。

普段、私はあまり売上にガツガツしないのですが、さすがに危機感があり序盤は営業に前のめりでした。

 
「なるほど、序盤は苦戦したんだ。でも結局は帳尻合ったなら良かったじゃん」
と思うかもしれませんが、私の暗黒はそこではありません。

 
中盤に少しずつ仕事が具体的になり、嬉しい反面、プレッシャーが増してきます。

そして仕事のピークはありがたいことに数ヶ月続き、夏前くらいには売上的には6期の目標を達成し、ピークも終了します。

目標を達成した安堵と、プレッシャーからの開放が同時に来た私がどうなったかというと、

 
ゲーム依存になりました。

 
「仁王」という中古ショップで数百円で売っている微妙に時代遅れのゲームになぜかドハマリして昼夜問わずやりまくっていました。

死にゲーという高難易度なゲームで、同じ敵に30回連続で落命しさすがに心折れるのですが、数時間後にまたやりたくなるのです。しかも、難しいだけでなく、アイテム収集要素もあり、ドロップアイテムのために同じステージを何度も周回したり、しかもクリアするとさらに難易度が上がる2周目がはじまったり。

ディスプレイへの映り込みが気になるので昼間なのにカーテンを締め切りプレイし、夜寝る前に再度プレイ、興奮が冷めず寝付けないのでさらにプレイ、ろくに眠れなかった翌日にこんなコンディションでは仕事できないとダメ押しでプレイ。

部屋に籠もってゲームするだけの自己管理能力ゼロのオッサンに存在価値は微塵もないと危機感と自己嫌悪に苛まされるのですがやめられないのです。出勤時間があり否が応でもやめざるをえないサラリーマンの人が羨ましくなる始末です。

依存に陥りやすい私

実は、依存は私にとって人生初ではありません。

アルコールにどっぷり漬かった時期がありました。午後4時頃からうずうずして、夕方6時に飲み始め、日付が変わるくらいまで飲み、翌朝コンディション悪くさすがに今晩は控えようと思いながらも、午後にはまた飲みたくなるというルーチンを繰り返していました。

ゲームもアルコールも理性ではこのままではやばい、やめたいと思っているのですが、強い欲求に衝き動かされ、理性では太刀打ちできないのです。

 
欲求の正体は脳の報酬系から分泌されるドーパミンです。

本来は人間が地球環境の中で生き延び、子孫を残すために身に付けた機能ですが、作用が強力で依存といった弊害も生じます。

報酬系による作用はその対象、効果を含めて個人差が大きく、人によってはアルコールもギャンブルも嗜む程度ですむ人もいますが、逆に破滅的な人生を送る人もいます。

私は犯罪を犯したり、酒席で決定的問題を起こしたり、仕事や家庭に支障をきたすってことはありませんでしたが、どちらかというと依存傾向に陥りやすいのだと思います。

アルコールについては2年前に断酒し、以来は一滴も飲んでいませんが、その心の隙をついてゲームが入り込んできてしまったのです。
(次回に続く)

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shiro-shita

仙台在住の”不動産コンサルタント” 就職超氷河期世代かつリーマンショックの直撃を受けたりと時代に翻弄され不動産会社を転々。苦く、しょっぱい経験に裏打ちされた不動産スキルはある意味ではリアルそのもの。

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