不動産を売却するのは手段であり、それにより実現したい何かがある
売却目的が最重要
不動産売却では”いくらで売れるか”ばかりクローズアップされますが、不動産売却はあくまでも手段であり、それ自体が目的ではありません。
不動産を売却する目的は、例えば
- 住宅ローン支払いが重いので売却してを終わらせたい
- 引越しにより利用しなくなる
- 相続で取得したが使用しない、何年も未放置で今後利用予定がない
- 投資用に取得した不動産だが売却し利益確定させたい
- 相続予定者が遠方で自分の代で処分したい
- 相続税納税資金を確保したい
- 発展性がないエリアにあり、早めに売却した方が良さそう
etc…。
目的をはっきりさせた上で、いくらで、いつまで売るか、売却にあたり先行投資が可能か、どのような手順で売却を行うかを検討していきます。
目的が曖昧だと本末転倒な事態に陥りやすい!?
不動産会社の中には売却目的を確認しないで、販売価格、販売方法と話をどんどん進めていく人もいますが、
目的が曖昧なまま販売すると、販売開始後に考えが変わったりして不動産会社や購入者を困惑させたり、最悪、売却したものの目的は達せられないといった本末転倒な事態が起こりえます。
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shiro-shita
仙台在住の”不動産コンサルタント”
就職超氷河期世代かつリーマンショックの直撃を受けたりと時代に翻弄され不動産会社を転々。苦く、しょっぱい経験に裏打ちされた不動産スキルはある意味ではリアルそのもの。
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