弊社の2期目が終わりました

個人的なはなし・意見

弊社の2期目が終わりました

事業の壁は無限に現れる…

お陰様で2期目が無事終了しました

2020年9月末で弊社株式会社Joe Consultantの2期目が終了しました。

コロナはあったものの何とか1期目同様に微妙な黒字となりました。皆々様のお陰です。心より感謝申し上げます。
(1期目同様に私の役員報酬を低く抑えたからですが…)

 
コロナでも黒字ってすごいじゃん!って思う方もいるかもしれませんが、私のようにレバレッジ掛けずに事業やっている者はかえってこういった経済危機にはしぶといです。

スタッフが多かったり、いい立地に店を構えていると固定費が多くて大変でしょうが、私のところは形式的には会社ですが、実質的にはフリーランスですから。

その反面、今後の経済回復局面においては全くもってその波に乗ることはできないということになります…。

 
ただし、大打撃ではないものの緊急事態宣言以降はやはり仕事が減りました。

新米経営者で創業からあたふたした日が続いていましたが、今は暇&停滞を享受しています。

喜べない今の心境

2期目は数字的に見ると私にとっては十分過ぎる内容でしたが、

今の私が満足感に満たされているかというと、

正直、微妙です…。

なぜ微妙かというと、2つの不安・悩みがあるからです。

 
1つ目は、今は上り調子の後の停滞局面にいるから。

2つ目は、攻撃よりも防御ばかりになっているから。

 
1つ目は、極端な例えだと、プロ野球選手が4月にホームラン40本打ったものの、以降は研究されて1本もホームラン打てずにリーグ終了して、でもホームラン王にはなれたとしても喜べないですよね。

今の活躍、将来の活躍への期待がないと喜べないですよね。

 
2つ目は、コロナ以降はなるべく経費を掛けないように防御モードだったというだけではなく、仕事上で利害が対立する相手方とのやり取りの中でこちらに不備があるととことん責任を追求されかねないので、性悪説で神経尖らせながら対応するケースが最近続きました。

契約書に誤記載していたかも?もしかしてここを相手方から突かれるたらどう対応すべきか?

そんなことばかり考えていては心安らぐはずありません。

事業とは「終わりのない売上ゲーム&リスク底無し沼」

世の中にはコロナで大変な会社がたくさんある中で、資金難でも、実際に損害賠償請求されている訳でもないのに悩むなってお叱りを受けるかもしれませんが、

実は私の抱える状況は事業家が陥りがちなジレンマだと思います。

 
 
起業して最初に売上が上がった時、5万円でしたが、ものすごく嬉しかったのを覚えています。もちろんその時点で既に様々な設備投資・経費を支払っているので完全に赤字です。

その次の月に売上は10万円になりました。それでも赤字でしたが、気持ちは前向きになります。

その後、売上30万円とか、月次で黒字とか、どんどん過去最高を更新していきます。

 
しかし、ある月はまた売上が10万円台でした。

最初に上がった5万円の売上より多いのですがその時はもう嬉しさを感じられません。

 
売上は事業家にとって麻薬的要素があり、気持ちがハイになるための量が上がっていってしまいがちです。

毎年過去最高益を更新し続けたらそれはすごいことですし、さぞかし気持ちがいいでしょうけど、

そうじゃなければ喜べないのだとしたら何ともハードルが高すぎます。

 
 
また、起業したては暗中模索でながら失うものがないのでがむしゃらに突き進むことができます。

しかし、それは一時のことであり、いずれステークホルダーとの関係性から自分の立場や守るべきものができてきます。

そして、事業者(プロ)として業務を行うということは落ち度があれば無制限に責任を追及されるということです。

ステークホルダーを守れなければ自分の立場・事業の基盤を失いますし、さらにそこに自分の落ち度があれば致命的ダメージをうける恐れがあります。

 
 
私の抱えるそういったジレンマは何も私にだけ特別なのではなく、そもそも事業というのは終わりのない売上ゲーム&リスク底無し沼なのです。

起業する時にもちろんそういった覚悟をして始めているのですが、実際にその恐ろしさに直面すると認識の甘さを痛感します。

起業というとポシティブでアグレッシブなイメージが先行しますが、現実は綱渡りです。右に落ちれば経営破綻、左に落ちれば精神崩壊。

 
ただ、その受け入れ方は人それぞれで、

普通の人なら耐えられないような極限的状況でも気に病まない事業者もいますし、

むしろ過去最高益を出し続ける快感にはまってそこに熱中する事業者もいますし、

そこまででなくとも、日々の忙しさにかまけているうちに慣れてしまうという事業者も多いのではないでしょうか。

 
しかし、そのうち慣れるさ、考え過ぎはよくない、みたいな感じでスルーできないのが私の気質です。

何らかケリを付けない訳にはいきません。

どうすればいいでしょうか?
(次回に続く)

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shiro-shita

仙台在住の”不動産コンサルタント” 就職超氷河期世代かつリーマンショックの直撃を受けたりと時代に翻弄され不動産会社を転々。苦く、しょっぱい経験に裏打ちされた不動産スキルはある意味ではリアルそのもの。

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